こんにちは!むーです。
今回は私も利用しているSBI証券の「クレカ積立」についてご紹介します。
クレジットカードで積立投資ができるサービスは、各証券会社がリリースしていますが、SBI証券のクレカ積立は、ポイントを貰いながら積立投資ができます。
積立投資でポイント、といえば楽天証券が思い浮かびますが、ポイント獲得条件が改悪された事は記憶に新しいですね。
SBI証券はどうなのでしょうか、という事で本記事ではSBI証券のクレカ積立の基本情報を紹介した上で、メリット、デメリットについて解説します。
SBI証券の「クレカ積立」の紹介
サービス概要
SBI証券のクレカ積立は、対象の三井住友カードのクレジットカード決済で積立投資をおこなうと金額に応じてVポイントが貰える仕組みとなっています。
SBI証券のクレカ積立の概要を下表にまとめました。
ポイント還元 | 積立金額に応じて最大2%のVポイント |
---|---|
毎月の積立金額 | 100円~50,000円 ※積立金額は1円単位で設定可能 |
積立に利用できる クレジットカード | 対象の三井住友カード |
投資信託買付日 | 毎月1日 |
カード支払日 | 毎月10日または26日 |
対象口座 | 特定口座 一般口座 NISA口座(つみたてNISA) ※ジュニアNISAを除く |
SBI証券のクレカ積立のポイントは以下の通りです。
- 投信積立を毎月5万円を上限にクレジットカードで決済できる
- 積立金額に応じてVポイントを最大2%獲得できる
- 毎月の積立金額は最低100円から50,000円の間で1円単位で設定できる
- カードの引き落としは翌月10日または26日を選択できる
- SBI証券のクレカ積立はNISA口座も利用可能(ジュニアNISAはクレカ積立の対象外)
- クレカ積立の対象銘柄は、積立投資が可能な投資信託全て
貰ったVポイントは何に使えるかというと、Vポイント投資サービスで投資信託を買ったり、SMBCダイレクトの振込手数料に充てたり、グッズや商品券と交換したり、お買い物の支払いにポイントを当てたり、といった使い方ができます。
私はVポイントを残高へ移行し、クレジットカードの支払いにポイントを充てています。
対象のクレジットカード
SBI証券のクレカ積立に利用できるクレジットカードは、三井住友カードで、下表に記載されているクレジットカードが対象です。
家族カードや法人カード、Vポイント以外のポイントが貯まる仕様のクレジットカードは対象外です。
SBI証券のクレカ積立に使える代表的な以下の3つのカードについて比較してみます。
- 三井住友カードゴールド(NL)
- 三井住友カード(NL)
- 三井住友カード プラチナプリファード
個人的には特典で年会費無料になる三井住友カードゴールドがおすすめです!
三井住友カードゴールド(NL)
クレジットカード名 | 三井住友カード ゴールド(NL) |
---|---|
年会費 | 5,500円(年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料) |
クレカ積立 ポイント付与率 | 1.0% |
お買い物等 ポイント付与率 | 0.5%(200円=1pt) |
おすすめポイント | ・年間100万円以上利用で翌年以降年会費永年無料 ・年間100万円以上利用で10,000Vポイント獲得 |
三井住友カード ゴールド(NL)はクレカ積立で1.0%のVポイントを獲得できます。通常利用時のポイント還元率は0.5%ですので、クレカ積立時はそれを上回るポイント還元を受けられます。
最大のおすすめポイントは、年間100万円以上利用すると、翌年以降年会費が永年無料になることです!
ただし、上述したようにクレカ積立の買付金額はこの特典の対象外なのでご注意ください。
また、10,000Vポイントを獲得できる特典があるため、年間100万円以上クレジットカードを利用される方におすすめです。
私も三井住友カードゴールドの年会費永年無料特典を達成して利用しています。クレカ積立する上で最もコスパの良いカードだと思います。
三井住友カードプラチナプリファード
クレジットカード名 | 三井住友カード プラチナプリファード |
---|---|
年会費 | 33,000円(税込) |
クレカ積立 ポイント付与率 | 2.0% |
お買い物等 ポイント付与率 | 1.0%(100円=1pt) |
おすすめポイント | ・コンシェルジュサービスやグルメ優待など特典多数 ・利用金額に応じて実質ポイント還元率がアップ |
三井住友カード プラチナではクレカ積立で2%のポイントを獲得できます。
また、コンシェルジュサービスやグルメ優待、旅行保険などの特典や付帯サービスが充実しているクレジットカードです。
ボーナスポイント制度など利用金額が多いほどポイント還元率も高くなるので、年間300万円以上クレジットカード決済を利用する方や幅広い付帯サービスや特典を受けたい方におすすめです。
三井住友カード(NL)
クレジットカード名 | 三井住友カード(NL) |
---|---|
年会費 | 無料 |
クレカ積立 ポイント付与率 | 0.5% |
お買い物等 ポイント付与率 | 0.5%(200円=1pt) |
おすすめポイント | ・無条件で年会費無料 |
三井住友カード(NL)はクレカ積立で0.5%のVポイントが獲得できます。
また、無条件で年会費が永年無料になり、即時発行も可能です。クレカ積立用にすぐにクレジットカードを作りたい方におすすめです。
SBI証券のクレカ積立のメリット
SBI証券のクレカ積立には3つのメリットがあります。
- クレカ払いでVポイントが貯まる
- 100円から少額で投資が可能
- つみたてNISAを利用できる
クレカ払いでVポイントが貯まる
SBI証券のクレカ積立は、三井住友カード発行のクレジットカード決済で積み立てることでVポイントを貯められます。
還元率は使用するカードによって異なり、三井住友カードプラチナが2%、三井住友カードゴールドが1%、 それ以外のカードが0.5%です。
私は三井住友カードゴールドでクレカ積立をしており、1%のポイントを貰っています。理由は後述します。
100円から少額で投資が可能
SBI証券のクレカ積立は毎月最低100円から投資が可能ですので、少額から気軽に始められます。
もちろん積立金額はいつでも変更できます。
また、SBI証券が取り扱う投資信託は、すべて買付手数料が無料ですから、買付費用を気にせず積立投資ができます。
「まずは少ない金額で積立投資をスタートしたい」という投資初心者にもおすすめです。
つみたてNISAを利用できる
SBI証券のクレカ積立は一般口座や特定口座だけではなく、NISA口座(つみたてNISA)でも利用可能です。
つみたてNISAを利用されている方は、投資信託をクレカ積立でNISA買付するとVポイントを貯められます。
また、SBI証券のクレカ積立は積立投資が可能な全ての銘柄を購入できますので、一部のETF(上場投資信託)も購入が可能です。
私はつみたてNISAの40万円の枠を全てSBIクレカ積立で買付しています。
SBI証券のクレカ積立のデメリット
SBI証券のクレカ積立には上述のメリットがある一方、以下の3つのデメリットがあります。
- 「Vポイント投資」と「SBI証券ポイントサービス」は併用できない
- 積立額は三井住友カード年会費無料特典の対象条件金額には入らない
- 毎月の商品買付のタイミングは指定できない
一つずつ確認していきます。
「Vポイント投資」と「SBI証券ポイントサービス」は併用できない
2022年5月30日より、SBI証券で三井住友カードによる「Vポイント投資」ができるようになりました。
しかし、従来からあったサービスである「SBI証券ポイントサービス」との併用はできません。
どちらのポイントサービスにするかは自由に選択・変更できますが、変更する場合はコールセンターに電話をしたうえで、2~3営業日待つ必要があります。
SBI証券のオンライン上で簡単にコース変更ができない点も難点です。
私の場合は、すでにSBI証券ポイントサービスでTポイントを利用していて積立投資にVポイントは使用できません。
クレカ積立の買付金額は三井住友カード特典の利用金額の対象外
三井住友カードはクレジットカード利用金額に応じた特典が設けられていますが、SBI証券のクレカ積立の買付金額は、その特典を受けるための利用金額の対象外です。
例えば、三井住友カードゴールドの場合、年間利用額が100万円を超えると、以降の年会費が永年無料になり、10,000ポイント受け取れる特典が付いています。
上記の特典を受ける場合、SBIのクレカ積立額を除いて買い物などで100万円以上利用する必要があります。
毎月の商品買付のタイミングは指定できない
SBIクレカ積立は、毎月の商品買付のタイミングを指定できません。
SBI証券で投信を積立する場合、買い付けタイミングは毎日・毎週・毎月の3パターンから選べます。しかし、クレカ積立の場合は商品の買い付けは毎月1日と指定されており、買付日を選ぶことはできません。
また、積立の設定は毎月10日までに行う必要があり、それ以降だと翌々月からの買付となります。
まとめ
【免責事項】
※本記事に掲載の情報は、各社金融機関の情報に基づき可能な限り正確な情報を掲載しておりますが、情報の更新等により最新情報と異なる場合があります。サービスの最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
コメント