【2559】 MAXIS全世界株式に投資する5つの理由

資産運用

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

妻みーが2014年に投資を始めてから、2020年まではNISA口座での投資信託積立がメインでした。2021年から本格的に投資について知識を深めて選択した結果、1番大きな金額を占めるのは東証ETFである「2559 MAXIS全世界株」となり、2023年1月は613万円→754万円分保有しています。

私が2559を投資のメインに選択した理由を解説します。

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【2559】MAXIS全世界株式とは

  • 東証ETF(上場投信)
  • 対象指数:MSCI All Country World Index
  • 管理会社:三菱UFJ国際投信
  • 純資産総額:168.9億円(2022/7/29)→220億円(2023/1/30)→333億円(2023/12/1)
  • 売買単位:1口 16,948円(2023/12/1)

①手数料が最安クラス

貸株の利用

2559の公表されている信託報酬は0.0858%(税込)、隠れコストを含んだ実質コストは0.152%程度と言われています。

それに加え貸株を利用すると、SBI証券の場合年利0.1%得ることができるため、上記のコストから差し引くと、我々が負担するコストは0.052%程度ということになります。

貸株とは、株を証券会社に貸し出すと利息が付与されるというシステムで、多くの日本株は0.1%の利息ですがなかには0.2%のものもあります。

二重課税調整制度の対象

2559と中身は同じ、米国株のVTを買った場合、米国税が10%+日本税が20%課せられ、合計の税額は28%になります。

それを取り戻すためには外国税額控除をしなければならず、かなりの手間です。

この2559は二重課税調整制度の対象なので、ETFが自動で日本税の20%だけに調整してくれるため、手間がかかりません!

②管理の手間が不要

株式投資トレンドの移り変わり

my indexからの抜粋で、10年前から現在までの10年のリターンを表示するとこのようになります。

ここ10年で成績がよかったのは、米国株でした。

このようなグラフは始点をいつにするかで大きく変わってきます。

過去20年のリターンは以下のようになります。

エマージング=新興国が目立ち、2019年頃までは圧勝でした。

その後米国株がのび、新興国を追い抜いたのは2021年になってからです。

私が投資を始めた2014年を振り返ると、新興国に投資しないなんてもったいない新興国はリスクもあるがリターンも大きい、という流行・風潮だったように思います。

それが2021年には米国投資がトレンドとなり、米国株関連の書籍が多数出版されました。

個人的な直感ですが、直近10年リターンの良かった米国株は現在割高であり、今後10年では冴えない結果になるように思ってしまいます。

コストが安く、管理不要なのは全世界株

妻みー本心では新興国の投資比率を高めたいと思っています。

しかし、新興国のインデックスファンドのコストは他と比べると割高です。

例として、投資信託のe MAXIS Slimシリーズの信託報酬(税込)を低い順にならべてみます。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)0.143%
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.1518%

また、銘柄数が増えると管理の手間も増えるし、妻みーの性格的に新興国と日本・先進国の比率を悩み、何度も調整しパフォーマンスも低下しそうなので、何も考えなくていい全世界株に投資することにしました。

全世界株式の内訳

最新データでは

  • 日本株   5.4%
  • 先進国株 83.5%
  • 新興国株 11.1%

となっています。

eMAXIS slim 全世界株(オールカントリー)2022.7交付目論見書より引用

過去の推移を見てみると、

2019.42020.42021.42022.4
日本株7.1%7.3%6.4%5.4%
先進国株81.1%80.9%80.7%83.5%
新興国株11.7%11.7%12.8%11.1%
eMAXIS Slim 全世界株 過去の運用報告書より

日本株の比率が下がって、米国株の上昇により先進国株の比率が上がっています。

みー
みー

時価総額比に自動調整してくれるので、放ったらかしで楽ちん〜!

③配当金がもらえる

配当金はいつもらえる?

2559の決算日は6月8日と12月8日年に2回です。

権利確定日は決算日を含んで3営業日前なので、2022年の場合は6月6日(月)と、12月6日(火)です。

配当金は決算日の40日以内に振り込まれることになっています。

ちなみにSBI証券では、2022年12月6日に権利確定した分が1月20日に振り込まれました。

配当利回りは何%?

2559の利回りは2021年までは税引き前1.1~1.2%で推移していましたが、

2022年6月決算は税引き前1.56%,

2022年12月決算は税引き前1.61%

2023年6月決算は税引き前1.94%となっています。(年利換算しています)

株価も上昇しているのにそれを上回るペースで配当も上昇してきています。

額としてはわずかですが、配当再投資されてしまう投資信託より投資している実感がわきますし、振り込まれていると嬉しいです。

現在は理想のポートフォリオより株式の割合が少ないため積極的に追加投資をしていますが、これが理想のポートフォリオになった場合には遠慮なく配当金を使っていき、日々の生活をより豊かにしたいと思っています。

配当金は少ない?

他のインデックスETFと比較してみましょう。(2022年7月現在)

  • S&P500の東証ETFである2558は 利回り0.7〜0.8%
  • 全世界株の東証ETFである2559は 利回り1.1〜1.2%
  • 日経平均の東証ETFである1321は 利回り1.7%
  • TOPIXの東証ETFである1306は 利回り2.28%

2558と2559はみーが計算、1321と1306は運営サイトからの引用。すべて税引き前。

特別高配当ではありませんが、利回りだけでなく株価の成長も見込めるので十分かと思います。

みー
みー

株価の成長が見込める指数ほど利回りが低く、

株価の成長が見込めない指数ほど利回りが高い印象ですね。

④機械的なナンピン買いができる

ナンピン買いとは
保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです。

投資信託の特徴

  • 100円以上1円単位で、金額指定で買うことが可能
  • 買い注文を出した後に基準価額が決定される。基準価額は1日1回

そのため、相場がどのような状況でも毎月決まった額を購入するドルコスト平均法に向いています。

国が投資初心者向けに作った制度である、つみたてNISAは投資信託&毎月積立ですね。

ETFの特徴

  • 一株単位でしか買えない(2559は一株13,700円前後)(2023年2月現在)
  • 株のように同じ1日でも刻一刻と値動きがある
  • 信託報酬が安い(投資信託のコストも低下しているため、大差はない)

東証に上場しているため、リアルタイムな値動きがあり、指値などさまざまな注文方法が可能です。

また機関投資家の資本も入っており、資産規模が大きくなっています。

個人投資家では投資好きや熟練者向けと言われています。

逆張りをしたい場合はETF

逆張りとは
株価が大きく下落したときに買いを入れるという、一見、相場の大きな流れに逆らって動くような投資スタンスのことを言います

投資信託は、 買い注文を出した時は基準価額は不明で、翌日に約定するなど、若干のタイムラグが生じるため想定と異なる値動きをする場合があります。

ETFの場合、〇〇円になったら△△株購入する、といった指値注文をすることができます。

妻みーの場合、2559の最高価額から10%下落、15%下落、20%下落、と5%刻みで指値注文を入れ、放ったらかしています。

SBI証券の場合、指し値注文は最長で3週間後まで有効にすることができます。

逆張りの具体的な方法は、三菱サラリーマンさんの考え方を参考にしています。

S&P500の過去下落率と、逆ピラミッディングのシミュレーション
調整局面の投資シミュレーションは、地合いがよい時に練っておく株の暴落は、「多くの人が予期せぬこと」が起きたときに起こります。過去の傾向から事前に心づもりをしておくと、いざ暴落局面となっても、冷静に対処しやすいかと思います。過去の傾向「今まで

⑤運営会社は三菱UFJ国際投信

運営会社はe MAXIS Slimシリーズでおなじみの、MUFG=三菱UFJ国際投信です。

  • 投資信託のeMAXIS Slim シリーズ累計2兆円突破(2022年7月)→3兆円突破(2023年2月)
  • 東証ETFのMAXIS    シリーズ累計5兆円突破

全世界株のインデックスETFは複数ありますが、こういったブランド力&資産規模からMAXISの2559を選択しました。

まとめ

  • 手数料が最安クラス
  • 管理の手間が不要
  • 配当金がもらえる
  • ナンピン買いができる
  • 運営会社は三菱UFJ国際投信
みー
みー

我が家では夫婦がそれぞれの投資戦略をとっています。

最後までご覧頂きありがとうございます。

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