【米国連続増配株】シンプルに米国へ投資する投資戦略とポートフォリオ

米国株

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むー家では、生活防衛金と家計からの投資資金枠も確保した上で、各々の余裕資金で夫婦別々にポートフォリオを組んで投資しています。
この辺の詳しい話は以下の記事に譲るとして…

ここでは、私の投資戦略とポートフォリオの考え方についてまとめてみました。

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むーの投資戦略とポートフォリオ

私の投資への考え方は、米国人投資家ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」によるものが大きいです。

米国株式を中心に投資を行う中で、特に配当に重きを置き、連続増配または無減配米国ETFおよび個別株を余裕資金(主に小遣い)と配当金でシンプルに積み増しています。その方法は以下の通りです。

  • 買った銘柄は原則売らない
  • 米国株式全体で配当利回り4%以上を目指す。
  • 配当金でアセットのリバランスを行う。配当再投資!
  • 仮想通貨は「1%投資法」の考え方で保有する。(ポートフォリオ上は2%ですけど)
  • 米国債券および金の保有によりポートフォリオ全体のリスクを抑える
  • 現金を常にプールし、投機に備える。

米国株式は個別株を組み込んで毎月配当が入ってくるポートフォリオになっており、その配当金と余裕資金で毎月下の円グラフの配分通りにアセットのリバランスを行うイメージです。

  • 米国株式 :80%
  • 米国債券 :5%
  • 金(ETF):3%
  • 仮想通貨 :2%
  • 現金   :10%

債券で若干ポートフォリオ全体のリスクを抑えていますが、基本的に米国株式をメインに投資を行っています。現金は相場の状況によって10~20%の範囲で保有比率を変えており、投資機会の到来時に資金を投入できるようにしています。

むー
むー

シンプルに株式を淡々と買い続けて放っておくだけなので、続けやすくシンプルです。ややこしい事を好まない私の性に合っています。

なぜ米国株投資なのかは、以下の記事をご覧ください。

リターンを考える

リターンの試算

リターンを考える上で、前提条件は以下の通りとしました。

  • 元本を100万円とする
  • 余裕資金を年間100万円株式に投資する
  • 配当利回り4%(税引き後)
  • キャピタルゲインは考慮しない
  • 増配は考慮しない

とすると、投資年当たりの資産額は以下のグラフのようになりました。

投資年資産年間配当金
(税引き前)
10年¥12,006,107¥480,244
15年¥20,023,588¥800,943
20年¥29,778,079¥1,191,123
25年¥39,082,604¥1,563,304
30年¥56,084,937¥2,243,397

あくまで単純計算の数字ですので、保有株式が値上がりしたり、増配していればリターンは上振れしますし、その逆も然りですが、15年後にFIREすると仮定すれば2000万円程度の資産を持ってるよ、という試算になります。

妥当性の検証

15年後のむー家全体の資産の目標金額が6000万円ですので、リターンとしては及第点ではないかなと考えています。

株式一辺倒のポートフォリオは非常にリスキーですが、家計の資産と妻みーの資産とでバランスを取っています。どうせ値下がりしても売らないですし、FIRE後も配当金を得るか取り崩すかの選択も自由です。

FIREまでの目標年数15年もあくまで目標ですので、資産額や世間情勢の状況を見て調整していけば良いかと考えています。

リスクを考える

ポートフォリオのリスクを洗い出してみます。

  • 米国株式・仮想通貨の暴落
  • ETF・個別株の分配金や配当金の減額、倒産

米国株式・仮想通貨の暴落

米国株式

このポートフォリオにおける投資対象は米国の連続増配・無減配株式であり、その配当金によるインカムゲインが目的です。もちろん値上がりすれば嬉しいのですが、利回り4%以上の連続増配株となると大型成熟株がほとんどとなってきますので、そもそも米国株式によるキャピタルゲインには期待していません

また、高配当株は市場の下落局面で高い配当利回りが買いを集めるので株価が底堅いという特徴もあります。

従って、保有する株式の企業が配当を出し続けてくれる限り、株式の値下がりはあまり気にしなくて良いということになり、むしろ保有株式の積み増しができるチャンスだと捉えることが出来ます。

むー
むー

株価を気にしなくて良いということは、心理的に長期保有しやすいという事です。ポートフォリオに現金のプールを作っておいて、株式が軟調なタイミングで安値で拾えるようにしています。

仮想通貨

仮想通貨はマイニングによって得ているので無価値になる前提で保有し、「持たざるリスク」を回避します。以上笑。

ETF・個別株の分配金や配当金の減額、倒産

このポートフォリオで一番のリスクは保有企業の業績悪化や倒産等による分配金や配当金が減額または無配となることです。

何故かと言うと、分配金や配当金等のインカムゲインの再投資によって複利を狙っているからです。ここが崩れると元も子もないので、単純に利回りが高い企業の株を保有するのではなく、私は次の条件を重視して投資先を選定しています。

  • 25年(四半世紀)以上連続増配している、または上場以来一度も減配していない
  • フリーキャッシュフローがプラス(配当の原資が企業の得た利益から出ていること)
  • 営業キャッシュフローマージンが15%以上あること(できれば)

連続増配、または無減配の企業を選定する理由としては、減配リスクの低減です。
数十年間増配し続ける、または減配をしていない企業はリーマンショック等の歴史的な株価暴落局面でさえ減配していないのですから、その年数実績だけでも魅力的であり、長期保有する投資先としては好適だと考えています。

フリーキャッシュフローについても上記同様、減配リスクの低減を目的としています。
フリーキャッシュフローがプラスの場合は、会社が自由に使える現金が多いということになり、フリーキャッシュフローがプラスで安定している企業は株主に還元する余裕があるといえます。
配当の安全性を分析するとき、私はキャッシュフローを見るようにしています。

営業キャッシュフローマージンは単純に投資先の企業が儲けを生み出す盤石な体制が整っているかの判断に用います。(必ずしも15%以上ないとダメという訳ではなく、あくまで参考としています。)

他にも配当性向や財務状況、増配率等を考慮して、安定して利益をもたらしてくれる投資先を選定してリスクを回避します。

個別株選定の際に以下の記事をご参考とされると良いかもしれません。

まとめ

配当によるインカムゲインを目的とした投資戦略で、シンプルに米国株へ投資し続けていきたいと思います。この先暴落局面もあるかと思いますが、その経過や成果についてもご報告できたら、と考えています。

最後までご覧頂きありがとうございます。

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