5月の仮想通貨相場は、BTCやETH等あらゆる銘柄が史上最高値を付けた後急落し、大荒れに荒れました。マイニングは一種の積立投資のようなものですから、このような時でも平常心で居られますが、荒れた相場の中でマイニング収支は果たしてどうだったのでしょうか…!
それでは早速、報告していきます!
2021年5月マイニング収支
マイニング機器構成
マイニング機器構成は5月10日にRTX2060Superを1台追加し、以下のようになりました。
- RTX3070 4台
- RTX2060 Super 1台
合計ハッシュレートは約277MH/sで、GPUの消費電力理論値は585Wです。
マイニング収支報告
5月のマイニング収支は以下のようになりました。
NiceHashマイニング収入 | +25,881 |
BinancePoolマイニング収入 | +70,546 |
電気代850W(熊本電力 電力量単価:19円/kWh) | -10,602 |
収支 | +85,825 |
とりあえずは85,825円の黒字です。
RTX2060Superを追加した事で消費電力が850Wに増加しました。歴史的な仮想通貨価格の上昇に伴い、マイニング報酬も大幅に上振れしました。が、その後の急落によりマイニング報酬もピーク時の1/3程に減少する事になりました。
5月になり、徐々に気温が上がってきた影響でGPUの温度も60℃付近で推移しており、扇風機でGPUを冷やしています。また、マイニング部屋の気温も28℃程まで上昇しています。
GPUの温度が65℃を超えてくるようになったらエアコンで部屋ごと冷やす予定ですので、夏場は更に電気代がコストとして乗っかってくるでしょう。
夏に向けてGPUの熱対策が必要になってくる分コスト増は避けられないので、今後も相場が低迷するようなら収支は悪化していく事でしょう…
熊本電力は電気を使えば使うほどお得になる料金プランとなっています。以下の記事をご参照ください。
5月のETH相場とマイニング運用について
まずはETH終値とマイニング報酬についてグラフで見てみましょう。
終値ベースで466,090円を付けた日のETHのマイニング報酬はなんと約7,000円/dayも得られています。その後は仮想通貨の急落に伴いマイニング報酬も減少していっており、2,000円/day辺りで報酬が落ち着いている状況です。
所々収益が上振れしている日(8日、19日)がありますが、これは基本的にBinancePoolでマイニングしつつ、NiceHashの報酬が高くなるタイミングで切り替えながら運用していたためです。
マイニングソフトは、iPhoneからマイニングPCにリモート接続して切り替えています。その詳細は以下の記事をご参照ください。
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BinancePoolやNicehashに限らず、マイニングプールの報酬は常に変動しており、その変動するマイニングプール報酬をランキング形式で確認できるサイトがMining profitability calculatorで、私はこれを活用しています。
Mining profitability calculator:https://minerstat.com/hardware/gpus
瞬間的にはSparkPool等の他のマイニングプールやマーケットプレイスの報酬が高くなる場面もありましたが、最低出金額の制限や各種手数料、収益の計算が煩雑になるという理由から、BinancePoolとNiceHashの2つに絞って運用しています。
まとめ
歴史的な相場の中でも安定して収益を上げており、一旦は一安心です。今後ダラダラと下げ続ける展開となればマイニング報酬も徐々にうまみは無くなってくるでしょう。
非常にボラティリティの高い展開となっていますが、のんびりマイニングを続けていきたいと思います!そろそろエアコンが要るかな…
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