Apple Watch Ultra 3 は買い替えるべきか?Ultra 2 ユーザーが違いを徹底レビュー

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こんにちは!むーです。

Apple Watch Ultra 3 が発表され、Ultra 2 を使っている私としては、買い替えるかどうか迷いました。見た目はほとんど変わらないのに、内部の進化はしっかりある。とはいえ、値段も安くはないので、気軽に買い替えられるものでもありません。

そこで今回は、Ultra 3 がどこまで進化しているのかを冷静に確認しつつ、Ultra 2 ユーザーの立場で「買い替える価値があるのか」を考えてみます。スペックの違いだけでなく、実際に使う場面を想像しながら、判断の材料になりそうなポイントをまとめます。

買い替えた方が満足につながるのか。それとも、Ultra 2 で十分なのか。迷っている方の参考になれば幸いです。

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Ultra 3 のアップデート内容の整理と評価

Ultra 3 のアップデート内容を確認すると、確かに進化はしています。ただし、買い替えの価値があるかどうかは、Ultra 2 をどんな場面で使っているかによって大きく変わります。ここでは、Ultra 2 ユーザーが特に気にするであろう点を整理します。

より見やすくなったディスプレイ

Ultra 3 は24%ベゼルが細くなり、同じサイズでも表示領域が広くなりました。最大4000ニトまで明るくなるため、日差しの強い屋外では違いを感じやすいはずです。ランニングやサイクリングで画面を素早く確認したい場面では、視認性の改善はメリットになります。

屋外でのアクティビティが多い場合、この改善は体感しやすいポイントです。逆に、主な用途が室内での通知チェック中心なら、優先度は下がります。

バッテリー持ちの底上げ

通常使用で最大42時間と、Ultra 2 の最大36時間から6時間伸びています(低電力モードではどちらも最大72時間)。ふだんの生活でも安心感が増しますし、旅行や登山のように充電環境が不安定な場面では特にありがたいポイントです。急速充電にも対応しているので短時間の充電でも実用的な時間が確保できます。

Ultra 2 のバッテリーでも十分という人も多いはずですが、Ultra 3 はさらに余裕があります。
毎日の充電タイミングに自由度がほしい場合や、旅行・出張・キャンプなどで充電環境が不安になりがちな人にとっては、買い替えの理由になり得ます。

通信機能の強化

Ultra 3 最大の差別化ポイントがここです。

Ultra 3 は衛星通信に対応しており、携帯電話の電波が届かない場所でも緊急SOSや位置情報の共有が可能になりました。旅行や山間部に行くことがある人にとっては、いざというときの安心材料になります。通信まわりの強化は、Ultra 2 よりも明確な差が出た部分といえます。

通信圏外のエリアに行く機会があるかどうかで、評価が大きく分かれます。海外旅行、登山、釣り、ツーリングなど、「電波が不安」なシーンでの安心感は明確に増します。
一方、日常的に街中で使うだけなら実質的なメリットはほとんどありません。

健康管理機能をどこまで使いこなすか

血圧関連のアラートや睡眠スコアなど、Ultra 3 はヘルスケア機能が地味に強化されています。
毎日の体調管理をしっかりデータで把握したい人にはプラスになりますが、軽く確認する程度なら Ultra 2 で十分と言えます。

筆者はUltra 2 から買い替えるか

Ultra 3 は確かに進化しており、バッテリーの持ちが良くなっているのは確かに魅力ですが、筆者はUltra 2 からの買い替えが必須というほどの劇的な変化ではないと判断しました。

Ultra 2 でもバッテリーは1日以上持ちますし、マラソンやトレイルランの大会でも普通に使えています。輝度に関しても3000ニトで十分視認性は良好ですから、わざわざ買い替えるほどの進化かというとそうではないと感じてしまいました。また、衛星通信はそもそも利用機会が限られる機能なので、日常生活ではメリットが出づらい部分です。買い替えを急ぐ必要はないでしょう。

結局のところ、Ultra 3 は「新機能を必要とする人には確かな進化」「現状の使い方に満足している人には大きな差が出ない」というモデルです。

ただし、今アップルウォッチを持っていなくて、日常でも使えてマラソンやトレイルランといったアクティビティも楽しみたい人はUltra 3は普通に買いだと思います。

まとめ

Apple Watch Ultra 3 のバッテリーは通常使用で最大42時間と、Ultra 2 の36時間から着実に延びています。低電力モードはどちらも最大72時間で同等ですが、Ultra 3 はGPSや心拍測定を併用した状態でも持ちが良く、屋外アクティビティ中心のユーザーほど違いを体感しやすい設計になっているように思います。充電速度も改善され、短時間の充電で実用的な稼働時間を確保できる点も日常の使い勝手を高めています。

一方で、通知確認や軽いワークアウト記録が中心の使い方なら、Ultra 2 でもバッテリー面で困る場面は多くありません。今回の改善は確かに実用的ですが、大きなジャンプではないため、使う環境や行動パターンによって買い替えの価値は変わります。自分の使用シーンでこのバッテリー強化がどれほど意味を持つかを基準に判断するのが合理的です。

アップルウォッチウルトラ2のレビュー記事はこちら。

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