市場で生き残るための知恵。グレアム流「安全域」で学ぶバリュー投資の基本

資産形成

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こんにちは!むーです。

株式投資って「勝ち負け」にばかり意識が行きがちじゃないですか?
SNSやニュースでも「○日で◯%儲かった!」なんて話題が目立つので、つい目先の値動きに振り回されやすいと思います。

でも、実際に本当に大切なのは「いかに長く市場に居続けられるか」です。

私自身も投資の神様ウォーレン・バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムの著書「賢明なる投資家」を読んで、この点を強く実感しました。
グレアムは「未来は誰にも確実に予測できない」という前提に立ち、「守り」を固めることの重要性を繰り返し説いています。

今回は、そのグレアムが提唱した「安全域」という主要な考え方と、実際に役立つ具体的な指標を整理してご紹介します。

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安全域(マージン・オブ・セーフティ)とは?

安全域とは、簡単に言うと 「企業の本当の価値(内的価値)と株価の差」 のことです。この差が大きいほど、株価が一時的に下がっても損失リスクを抑えやすくなります。つまり、割安な価格で買うことで安全に投資できるゾーンのことですね。

安全域の具体例

① ネットネット株

グレアムが提唱したネットネット株は、安全域を具体的に数値化したものです。

ネットネット株とは、「流動資産(現金やすぐ換金できる資産)-負債の3分の2 」が時価総額を超える銘柄を言います。イメージしやすく言うと、「1万円入った財布が5,000円で売られている」ような状態です。

例えば、「現金や株式など、すぐに現金化できる資産がたくさんある」、「会社の負債を差し引いても、株価より価値が高い」といった銘柄が該当します。

むー
むー

ネットネット株は、株式の売買速度が異次元の速さになった現代においては中々お目にかかれないとは思います。

② 低PBR投資

PBR(株価純資産倍率)が1倍を大きく下回る株も安全域の目安になります。

どういうことかと言うと、「PBR=1」なら、株価=企業の純資産価値となり、「PBR<1」なら、市場価格が企業の資産価値より低いことを意味します。

つまり、PBRが1倍を下回っている銘柄は、「本当はもっと価値があるのに安く買える株」と言えます。

むー
むー

だからこそ、「なんで安いのか?」をちゃんと見極めるのが大事ですね。PBRが低い理由には業績不振や将来性の不安もあるため、財務状況や業界動向はチェックが必須です。

③ 高配当利回り投資

配当利回りが長期国債利回り+αを上回る株も、安全域の一つの判断材料です。

  • 安定した配当がある銘柄は、株価が下がっても配当で一定のリターンを確保できる
  • 長期投資でのリスクを軽減する効果がある
むー
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高配当=安全とは限らないので、企業の利益水準や配当性向も確認しましょう。

このように、安全域を意識すると、短期の値動きに惑わされず、割安で本質的に価値のある株を見つけやすくなります。

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PBRとPERで割安株を見極める

株価が割安かどうかを測るために、代表的に使われるのが以下の二つです。

  • PER(株価収益率)
    計算式:株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
    →「利益に対して株価が何倍で評価されているか」を示します。
    例:PER=10なら、利益の10年分で株価を回収できるイメージ。
  • PBR(株価純資産倍率)
    計算式:株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
    →「会社の解散価値(純資産)に対して株価が割高か割安か」を示します。
    例:PBR=0.8なら、解散価値より安く買える可能性がある。

ミックス係数

グレアムは「安全域」を重視する投資家であり、PERとPBRを組み合わせて評価する方法を提案しました。それが「ミックス係数」です。

ミックス係数=PER×PBR

このミックス係数が22.5以下であればグレアムが提唱する安全域、つまり割安株とみなします。

この 22.5 という基準値は、「PER=15 × PBR=1.5 」を掛け合わせたもので、グレアムは「PERは15倍以下」「PBRは1.5倍以下」を割安株と考えていました。

例として3つの架空の企業を挙げてみます。

  • 企業A:PER=10、PBR=1.0 → ミックス係数=10 → 割安
  • 企業B:PER=20、PBR=0.8 → ミックス係数=16 → 割安圏内
  • 企業C:PER=25、PBR=2.0 → ミックス係数=50 → 割高

つまり、利益水準と資産価値の両面から割安性をチェックできるのがポイントです。
片方だけ(例えばPER低いがPBRは超割高)では見抜けないリスクを、シンプルにふるい落とせます。

ただし、このミックス係数を使う際に次のような注意点があります。ミックス係数は「簡易スクリーニング」に便利ですが、万能ではありません。

  • 赤字企業はPERが計算できず対象外になる。
  • 低PBRでも資産が不良債権化している場合は意味がない。
  • 成長株(高PER・高PBR)が長期的に成功するケースも多く、見逃すリスクもある。

まとめ

  1. 安全域でリスクを抑える
  2. PBR×PERで割安株を簡単に判断
  3. 財務状況や将来性は必ず確認
むー
むー

株式投資を長く続けたい人、リスクを抑えつつ資産を育てたい人には、まさにバイブルのような一冊だと思います。興味があれば、ぜひチェックしてみてください!

最後までご覧頂きありがとうございます。

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